2002年07月14日

著作権とパブリックドメイン @ テレビ

今日のNHKスペシャル「変革の世紀(03)知は誰のものか」はおもしろかったです。著作権とパブリックドメインに関して考える良い機会になりました。日本では著作権の保護期間延長という様な話はあまり聞きませんが、米国では異常に延長しているんですね。ミッキーマウスの著作権が切れそうになるたびに延長しているようですが、グリム童話の著作権が突如として延長されたらディズニーはどうするんでしょう?ディズニーの多くの作品で影響を受けますよね。そもそもパブリックドメインなしには多くの分野の創作活動は考えられないと思うので、米国こそもっと寛大に期間を短くするくらいの事をしても良いと思うんですけど。

結局は著作権って作った人への敬意を払えるかどうかってところが重要なんだよね。P2Pの技術もその辺のことを分かって使えば問題は起きないはずなんだけど、仮想現実の世界では被害を受けた人の顔が見えないから、現実世界ではやらない様なことが平気で出来てしまう。国民の背番号制なんて事を言わずに一人一人にIPアドレスを割り当てたらどうだろう?インターネットに接続する場合そのアドレスを使うことを義務づけて仕組み自体を変えたら、悪いことをしようにも、し辛いでしょ。(笑)

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