2007年05月18日

u-Japanフェスタ @ 広島

広島市南区民文化センターで開催された「u-Japanフェスタ in ひろしま 2007」を見てきました。

先ずは、10時から開催の「ユビキタス・フォーラム‘07.05〜ユビキタスネット社会の電子タグシステム〜」を見ました。後半は目新しい内容は無さそうだったので、前半だけ見ました。RFIDを中心にした話なのですが、三井物産の人の話は、もっと幅広くて、流通の管理に関しての話になってました。総務省の人の話がイマイチだったのですが、こちらはより具体的な話で面白かったです。総務省の人は内容もですが、スライドが酷すぎ。小さな文字が多く、一枚のスライドに文字が多すぎ。あのようなプレゼン資料を作って他のところでも使用してきたのだろうか?ダメすぎ。その点、三井物産の人の方が何倍もスライドの作りが良かったです。

内容に関しては、知っていることが殆どでしたが、RFIDの大まかな種類の違いみたいなことは古い知識しか無かったので、その辺は勉強になりました。パッシブ型でも5mだったかな、思った以上の距離で読み取りが出来ることには驚きました。リーダーの出力が大きいんでしょうね。近くにいると体に悪そうかも。(^_^;)

話を聞いて思った事。今はまだ一つ当たりのコストが安くないのでRFIDが付いているモノは少ないのですが、将来的にコストが下がってきたときに、色々と問題が出てきそうですね。バーコードに変わって全ての商品に付いた場合、玄関の辺りにリーダーを仕込まれると、その家に出入りする品物の情報が取得できることになります。多くの商品に付くRFIDは数十cmの範囲でしか読み取りが出来ないと思いますけど、間口の狭いところだと十分に読み取れそうな気がします。

ホールでは日本板硝子とワコムアイティの話があったのですが、既に何処かで見たことがあるような内容だったので、話を聞かず、展示を見に行きました。面白そうなモノがないかと思って一回りしたのですが、目に止まったのは、以前日記でも書いた中国電力が関わっているIEEE802.15.4(ZigBee?)を使った位置情報検知の仕組み。模型が展示してあり、実際に位置を特定する仕組みが見られます。丁度誰も見ている人が居なかったので、説明をしていただきました。基地局は同じ形状をしたモノが4つ付いていて、ここから出る電波の差違を使って位置を割り出すようです。それから、情報を取得する側ですが、こちらも同じ形状のモノ(アンテナ?)が二つ付いていて、この位置を元に方向を割り出すらしい。複数の基地局の情報を利用することも出来て、高さの情報も取得可能とのこと。精度が高いので、歩行者向けなんだろうけど、問題はコストですよね。基地局を沢山設置しないと意味がないし、沢山設置するとなるとコストがかかる。特定の範囲で特定の用途に使うことも考えられるのですが、屋内だと、他の方法で位置を検知できるので、何処まで安価にシステムを組めるかですね。最近のGPSは安くても誤差が少ないので、屋外ではコスト的にも太刀打ちできないかも。

u-Japanフェスタ in ひろしま 2007
>>関連リンク

高精度の位置・方向検知システムの開発について
>>関連リンク

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