2008年08月07日
goo 個人のウェブサイトで困ってしまうことランキング @ ウェブ
goo ランキングで「個人のウェブサイトで困ってしまうことランキング」が発表されています。
これはウェブサイトの制作に関わるモノとしては非常に興味深いです。内容は当然として、興味深いのは順位。どの辺を嫌っている人が多いのかが分かって面白い。
個人のウェブサイトで困ってしまうことランキング - goo ランキング
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上位は流石に企業サイトでは少ない事が殆どですが、中には企業サイトにも言える部分があります。
例えば、
8位の「なんのためらいもなくPDFファイルへのリンクが貼られている」はプレスリリースやIR情報でPDFを利用しているケースが多く、リンク先の説明が一切無くリンクされている事は多いですね。
Sony Japan|ソニーグループ ポータルサイト
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9位の「トップページからFlash」 これもよくありますね。厳密に言えばトップページがFlashのみで出来ている場合が倦厭されるんだと思いますが、過度に大きいFlashが置かれている例も少なくないです。
14位の「ブラウザのサイズを勝手に変えられる」 最近は減りましたが時々ありますね。以前は物凄く多かったです。ウェブページの性質を理解せず、自分勝手な思いこみでサイズを制限したがる人は未だに居ますね。タブブラウザの利用者が多くなった今の時代、勝手に変更すると非常に迷惑。
15位の「サイトを見ても何を伝えたいかがわからない」は個人のサイトに限らず、中小の企業サイトに多いです。商品のアピールなのかリクルートなのかサイトの目的がハッキリしない所は結構あります。チェーン展開しているお店で、店舗情報に辿り着かない例もあり、何の為のサイトか分からないです。最悪なのは会社の組織図へのリンクがトップメニューに含まれていたりする例もあります。誰に対してのウェブサイトなのだろうかと思います。
16位の「ほかのページが新規ウインドウで開く」 自分(自社)のウェブサイトから出て行くという意味で、新規で開きたいのは分かりますが、実は倦厭されている部分だったりするですよね。おそらく新規ウインドウで開いて欲しいと思う間隔は、比較的古くからネットに関わっている人なのではないでしょうか。かつてはウェブページのデザインの乏しく、他のサイトへ移動した感覚が薄かったので、新規ウインドウで開く事が常識化していましたが、今の世の中同じようなデザインのサイトは少ないのでその必要はないでしょう。
以上、個人のサイトに限らず、「あるある」といえる部分ですね。
goo ランキングには「企業のウェブサイトで困ってしまうことランキング」も発表されているので、会社のページを作ったり発注する側の人は、目を通す事をお勧めします。
企業のウェブサイトで困ってしまうことランキング - goo ランキング
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「企業のウェブサイトで困ってしまうことランキング」の方はより具体的に陥りやすいところが分かるので、閲覧者の感覚を理解できると思います。企業サイトを見る場合、目的を持ってみている人が多いので「情報が数ヶ月間更新されていない」「商品一覧などの一覧ページがない」「商品の詳細情報がない」と言うような期待の裏返しとも言える部分が上位にランキングされてます。
会社のウェブサイトの場合、信用度にも関わるので要注意ですね。ワザと信用度を下げているのかと思うような所も結構ありますから。
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