2003年10月27日

Swift3D @ Flash

Swift3Dを購入してから、そろそろ1週間になります。Directorのオーサリングの仕事だとか大学の授業とか有ったので、触っている時間はそれほど多くないのですが、凄く駄目駄目なソフトだという事は分かった。3Dの形状をFlashに出来るという点では便利だし面白いのだが、Mac OS X版Flash MX用のプラグインがない事で、SWFTと言うフォーマットで書き出してもMac OS Xではその恩恵を授かる事が出来ない。まぁこの辺はMac OS 9で作業すれば良い事だし、そのメリットも大きいとも思えないので、まぁ良いとしよう。根本的に駄目駄目なのはモデリングなどの3Dデータ作成部分だ。特にその編集機能は非常に貧弱で使うに耐えられない。形状を作る基本がプリミティブな形状と押し出し、旋盤と言った機能が中心となっている為、ポリゴン編集も自由曲面もない。カメラに至っては非常にお粗末で一度作ったカメラが削除できないし、位置情報などを数値入力できない。アニメーションに関して言えば、キーフレームをコピーできないので、別な時間軸に最初と同じキーフレームを設定しように正確に設定できない。他にも沢山お粗末な点があるんだけど、ハッキリ言って書ききれない。こんなモノを製品パッケージとして売っている日本の代理店があるというのも驚きだ。ココまで酷いとは思ってなかったので、ついついパッケージを買ってしまったんだけど、シェアウェアとして送金すればよかった。マニュアルも意味不明な部分があるので、全然日本語パッケージを買うメリットはない。

こんな駄目駄目なソフトが製品になる位だったら、Shade+ExportAIで連番出力した方が使い勝手は100倍良いと思うぞ。ただ、 ExportAIが隠線処理機能をちゃんと組み込んでないので、手作業でやる事になってしまう。その点だけは手間なんだけど、Swift3Dのインターフェイスでイライラするよりは目的が分かっているだけ楽かもしれない。

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