2005年09月10日
Swift 3D Xpress @ Flash
Swift 3DのVer.4以降の日本版にバンドルされているSwift 3D Xpressですが、非常によいです。XpressはSwift 3Dの簡易版的な存在なのですが、XpressはFlash MX 2004の機能拡張として動き、Flashのアプリケーションの一部のような形で使えるので、Swift 3Dを起動することなく使えます。
使い方ですが、非常に簡単です。Flashのシーンでシェイプかテキストを用意してコマンドメニューのSwift 3D Xpressを起動するだけです。このソフトの場合Swift 3Dの押し出し機能部分だけで細かなモデリングは出来ません。しかし、ロゴデータなどを立体化したい程度の場合は十分です。素材としてはFlashのシーン上で用意する以外に、AIかEPS形式のファイルの読み込みも出来るようです。
Swift 3D Xpressを起動すると、自動的に押し出しの加工が施されているので、あとは細かな押し出しの量やベベル、色などの属性を設定して、動きを付けたい場合は、アニメーションのメニューの中から動きを選択します。回転や変形、フライバイのモーションが幾つか用意されているので、その中から選択します。細かな動きは設定出来ませんがXpressを使うような用途では十分かなと思います。
一通りのオブジェクトの属性設定が終わると、あとはレンダリングです。レンダリングの設定は塗り部分とエッジの設定があります。Swift 3D同様の設定がありますが、エッジの設定に関してはSwift 3DとXpressではレンダリングエンジンRAViのバージョンが違うので、Ver.4から追加されたラインの設定は出来ません。塗りとエッジの設定が終わるとあとはレンダリングです。レンダリングが終わるとあとは出力です。出力にはムービークリップとして出力する方法とSWFファイルとしてして出力する方法の二つが有ります。ムービークリップとして出力する場合は、Xpressを起動する前に作業していたシーンのライブラリとして出力されます。
以上がXpressを使った場合の手順です。Swift 3Dを起動するまでもない場合も結構あるかと思うので、簡単にロゴなどを立体化出来る、Xpressは非常に便利なツールかなと思います。日本だと単体のパッケージでの販売がないのですが、本家のelectric rainの方には単体での販売もあるようなので、Swift 3Dを買うまでもないという方はXpressだけを買い求めると良いかもしれません。ちなみに129ドルです。
Swift 3D Xpress
>>関連リンク
Electric Rain - Swift 3D Xpress: 3D Extension (Plug-in) for Flash MX 2004
>>関連リンク
関連日記
- 2005年12月04日 Adobe Illustratorで立体的な文字 (16858)@ 3D
- 2006年06月11日 今日の勉強会 3DCG編 (4579)@ Mac
- 2007年12月17日 Swift 3DがPapervision3D出力に対応 (3981)@ Flash
- 2006年01月24日 Adobe Acrobat 3D (3714)@ 3D
- 2009年01月30日 Swift 3D PS (3583)@ 3D
- 2003年12月13日 Dreamweaver MXのデモ (3407)@ Mac
- 2005年09月09日 Swift 3D Ver.4.5 (3354)@ Flash
- 2005年12月18日 Swift 3D Xpress Flash 8 対応版 (3296)@ 3D
- 2008年01月31日 Swift 3D Version 5国内販売開始 (3204)@ 3D
- 2005年08月25日 500 3D‐OBJECTS (3054)@ 3D
- 2008年05月10日 Intel Mac版 Swift 3D Importer (3031)@ Flash
- 2007年08月30日 Swift 3D Version 5 (3002)@ Flash
- 2005年01月27日 Swift 3DによるFlash 3D (2904)@ Flash
- 2005年12月19日 Swift 3D V4.5 Build 471 (2837)@ 3D
- 2004年09月28日 Shade 7.5 (2774)@ Shade
- 2005年01月28日 「Swift 3D V4 MacOSX 日本語版アップグレードサービス」開始 (2696)@ Flash
- 2005年09月03日 第2回 Swift 3D V4.5 & Flash 3D ベクレンセミナー (2679)@ Flash
- 2003年10月21日 Swift 3Dが到着 (2620)@ Flash
- 2004年08月04日 Swift 3D Importer (2559)@ Mac
- 2004年05月03日 Swift 3D Ver.4 (2355)@ Mac
アマゾン広告
この日記ページは閲覧数などの条件に応じて、閲覧制限を行っています。他からリンクしていただいても、そのリンクから辿った閲覧者が当ページの内容をご覧頂けない場合があります。ご了承下さい。