2010年05月16日

ArduinoとJapanino @ 電子工作

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昨日、アマゾンから「大人の科学マガジン Vol.27 8bitマイコン」が到着していたのですが、夕方から外出していたので、帰宅してから動作確認しました。

先ずは「光残像キット」を組み立てて、そのまま、Japaninoに接続して電源ON!どうやらプログラミング済みになっている様で、そのまま光りました。

で、ここからが動作確認の本番。実際にMacと繋いで、スケッチを書き込もうとしたらエラーが出る。USBシリアル変換に使われているCP2104のドライバーが正しく動いてないのかと疑ってみたりしたのですが、そんな事が原因ではありませんでした。スケッチを転送する時に、リセットを長押しする必要がありました。以前ブレッドボードでArduinoを自作した時にはまった時と同じ原因でした。コストを下げる為にこの辺の対応が成されてないんですね。ちゃんとリセットを押す様に本に書かれてました。

気になっている人も居るかと思うので、本家ArduinoとJapaninoの違いを列挙してみる。

・USBシリアル変換IC、本家はFTDIで、JapaninoではSilicon LabsのCP2104です。既にArduinoを使っている人もCP2104のドライバーが入ってないと当然使えないので、インストールの必要があります。Macのドライバーはタイムスタンプが古いので大丈夫なのかなと思ったのですが、Mac OS X 10.6でも大丈夫でした。

・USBのコネクタ、Japaninoはパソコンに直接挿せる。挿せるのですが、パソコンによっては困る事もあるかも。ちなみにMacBook Proの少し前の奴だと、左側は電源ケーブルが邪魔でさせませんでした。右にもUSB端子があるので大丈夫でしたが、パソコンの端子の位置によっては延長ケーブルが必要かも。

・ピンソケット、JapaninoはRESETピンの隣にA6、A7が増えてて、更に反対側の列もAREFの隣にNC、+5Vが追加されてます。ピンソケットの間隔は本家と同じなので、シールドが挿せます。ただ、ソケットが外側に歪んで付いていた為、少し刺しづらかった。それから、挿せたからと言っても、電源の問題などから使えないモノも有るかも。試してみようかと思ったのですが、一つしか持ってないシールドを試す勇気はなかったのでやめました。

・外部電源、本家は12Vまでの電源が使えるのですが、Japaninoは5V。この辺もコストダウンの結果でしょうね。DCジャックではなく上から挿すタイプになっているので、シールドを使う場合、予め挿しておかないと後から挿せません。それからこの分の高さもあるので、足が短いシールドだとギリギリです。

・マイコンは最新のArduinoではATmega328Pですが、JapaninoのFAQのページを見ると「Arduino Pro or Pro Mini (3.3V,8MHz)w/ATmega168」に設定する様に紹介されているので、ATmega168の3.3Vなのかな?

主な違いはこんな感じですかね。

一応、本家と並べた写真と、シールドを挿した時の写真と、USB端子の付いたエネループに直に挿した状態の写真を掲載しておきます。iPod touch用に使っているエネループはUSB端子で5Vの共有が出来るので丁度良かったりします。

Vol.27 テクノ工作セット(8ビットマイコン+光残像キット) | 大人の科学マガジン | 大人の科学.net
>>関連リンク

Japanino特設サイト | 大人の科学.net
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Arduino - ArduinoBoardDuemilanove
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